2008年04月20日

1036 代償〜サラブレッドへの敬意〜

 オッズシートを見て呆然となった。マイネルチャールズ、マイナス2キロ。体を減らし続けて、連勝してきた人気上位馬が、本番でまた体を減らして連対した例はない。僕は、「ああ、あかん」と思った。陣営は、460キロ台出走できるとぬかしていたのに、450キロではないか。なんやこれは。僕は、このレースは回避しようと思った。んが、ギャンブラーの悲しい習性、17番フローテ―ションから流して惨敗(泣)。思えば、この馬も馬体減だった。
 レースは思ったよりスローペース。見た人は、松岡はもっと前で競馬をすべきだったと言うかもしれない。だが、僕の想像だが、出足がつかなかったのではないか。この馬体重で3着に来たというのは、強いということだと思う。今日の結果だけで、ダービーで見離すわけにはいくまい。ただ、体は戻さなきゃあね。
 今年の三歳馬は、どうもスケールの大きい馬がいないのだ。みんな繊細だ。先週のトールポピー、マイナス10キロではないが、レースが近づくと、馬は神経質になってしまうのだろう。人間世界でのダイエットは大変だが、サラブレッドの世界では、かように減量とは容易なのだ。それだけ、彼らは苛酷な運命を背負って走っている。勝てなければ、コンビーフに混ぜられれば運のいいほうで、下手をすれば実験動物である。

おほかたの競争馬(サラブレッド)は潰瘍を患ひターフを駆くると云ふぞ 黒田英雄

 俺は、たとえ馬券で負け続けようとも、彼らに敬意を表する意味でも、競馬に参加したいと思う。彼らの苛酷な人生に比べたら、俺の人生、いや、人間の人生の苛酷さなんて屁みたいなものだからである。ダイエットしたい人がいるなら、僕はぜひおすすめしたい。それは、胃を壊すことだ。そこまで破滅することだ。そこまで堕ちないでおいて、体重が落ちないなどとぎゃあぎゃあ言うな馬鹿野郎。体重を落とすためには、代償が絶対必要なのである。
ニックネーム 茶トラのみんく at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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