ところで、ゼニといえば、日経平均がこのところ、7週連続上昇している。為替も、円高ブラフが散々言われたわりには、104円前後で安定している。アメリカのサブプライム問題の対処は、日本の不良債権隠しと違ってきわめてす早い。バーナンキ議長は偉い。もの凄く知的かつ非情な顔をしており、バーナンキにかかれば、ハゲがすごくかっこよく見えるほどである。ただし諸君、僕は予言するが、7月下旬、あるいは8月上旬あたりに、もう一回株の大暴落と円高があるだろう。真夏の狂態というやつだ。この頃にはもう、金融機関の損失がすべて明るみに出ているであろう。アメリカのリセッションが、実体経済にリアルに浸透して、GDPを押し下げ、信用収縮の波が襲いかかるだろう。ただし、これもひと時のこと。よく、米帝国の崩壊とか、ドルの凋落とか、そういうブラフ本が出回っておるが、これはユダヤ陰謀論とか、宇宙人陰謀論とかと一緒で昔からよくあるトンデモ本である。こんなもの本気にする奴はバカである。アメリカが世界経済の中心であるのは、誰が見ても自明のことではないか。ドルの価値が落ちれば、欧州はもちろん、新興国中国だってただではすまない。当然、FOMCは、ある時点まで行けば利上げを連発するだろう。日本が、円高になるなんてまずありえないね。日本のトレンドは円安である。今、ドルが弱いから円が高くなっている、それだけの話である。だって、これからどんどん人口が減少していき、資源もなく、攘夷的姿勢を相も変わらず続けている円に、なんの魅力があるものか。為替は、106円から、116円の間を行ったり来たりするだけの話である。また、4年に1回訪れる経済恐慌でびっつらして、小物どもが慌てふためく、そんな歴史を繰り返すだけ。
人間の考えることなんて分かり易いや。数の多少の違いはあるが、僕の経済予想は当たっている。よって僕は、負けてはいない(詳しくは言わない)。それに比べて馬は難しい。馬にも銀行口座を持たせて、休日は銀行員が訪れてファンドを勧めるべきだ。だって、サラブレッドって、経済動物だから、自分の収入を自分で動かす権利はあるよなあ(笑)。サラブレッドにそうした意識があれば、「てめえこら馬主、オレの稼いだ一億はどこ行った!余生のために貯金させろ!」といかることであろう。だが今この瞬間も、アドマイヤジュピタは、馬主や厩舎や騎手のどんちゃん騒ぎをよそに、静かにまぐさを食って眠っているのである。結論。人間が一番悪い。
ただし、誠実な厩務員は、どんちゃん騒ぎを抜け出して、厩舎に行って馬と語り合いながら酒を飲むそうである。ええ話や。









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