>著者にご満足いただける本造りを第一に考え、特に装幀に関しては、著者の意向に最大限添えるようつとめています。斯界としてはおそらく初めての試みとして、装幀案数点を著者に提示させていただいております。ご自分の最も気に入られた装幀を採用していただけるシステムをとっております。
これはいったいどういう意味だ。ということは、普通歌人は、自分の歌集の装丁に口を出させてもらえないということか?これが、著者、出版社ともに、創作に関わるものの態度であろうか。自分の歌集なら、どういう装丁でどういう描き手を望むか、はっきりしたビジョンを持つべきだし、また出版社もそれに応えるべきではないのか。それじゃなにか?俺が歌集の表紙を頼むつもりでいるイラストレーターの起用も、向こうが勝手に全部決めてしまってパーになることもあるということかい?それでは、俺の歌集は、普通の自費出版歌集会社からでは望むかたちで出せないということではないか。まじかよ。だれかちゃんと、このへんの事情について教えてくれ。この、「装丁のことを著者に相談する」のが「斯界として初めての試み」であるのが本当なら、歌壇はおよそ創作者の集団とは言えまい。歌人論も結構だが、歌集の出版形態とか、自費出版者が思い通りの本を作るとか、そうしたハード面をピックアップして問題化していかなくては、この美的怠慢さを撃つことはできないだろう。何度俺が吠えても、こいつらは壁のように無反応だ。自分たち自身の問題のくせに。装丁における著者の決定権について、ご存じのかたがいれば教えてほしい。歌壇は伏魔殿だ、と言いたいが、そんなかっこいいものではないかもしれない。俺が珍獣と思われているようでは歌壇も駄目だろう。仙波龍英が歌壇を呪いまくったという気持ちが、俺にはよくわかるのである。
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著者の指定した写真を使う、絵のかける人なら自作の絵を使う、海外の絵画作品を使う(出版社が必要な手続きを代行してくれます)、あるいは漠然とながらも「こういう雰囲気のものにしてほしい」と依頼してデザインしてもらう、いろいろあります。著者が気に入らなければデザインやり直し、というのこともあるでしょう。費用面に問題がないのなら、贅沢なつくりにもできるのではないでしょうか。
「最初から複数のデザイン案を提示してそこから選ばせてくれる」というサービスが新しいのではないでしょうか。
コメントありがとうございます。出版社がデザインを提示して、著者の意向を伺うのはあたりまえのことだと思います。それが「斯界で初めて」というのにびっくりします。著者の側に、歌集を出そうという段になって、装丁のビジョンというものがないってことでしょうか?信じられません。俺が歌集出そうとしたら、うるせえうるせえ。ということになると思います。これについてはまた日記に書きます。